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半年で常連をつかみ地域に溶け込んだ店 東京・田端銀座商店街「ケムリ 参」

 森川 滋之
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常連さんがお酒を土産に持ってきてくれる

「やきとりを焼き始めてからどれぐらいになるんですか?」と聞くと、「まだ1年ちょっとです」と言う。前々回と同じパターンだ。

それにしては、レトロ感の高い店だ。「居抜きで借りたんですか?」と聞くと、「いや。こういう感じの店を持ちたかったので、改装しました」と言う。

今堀さんの話とネットで調べたことを総合するとこういうことらしい。「ケムリ 参」という店名は、「ケムリ」の3号店という意味。「ケムリ」の本店は、世田谷区の新代田にある。2号店は「ケムリつう」という店名で、これは杉並区の方南町にある。チェーン店というよりは、のれん分けに近い形態のようだ。

今堀さんは、長年飲食店で働いてきた。「ケムリ」に勤めたら、店を出さないかということになり、台東区の不忍池近くで「ケムリ 参」を始めた。ところが、ビルを壊すことになり、引越し先として見つけたのがここだったのだと言う。開店したのは、今年の4月。まだ半年だ。

カウンターの前に置いてあるちょっと珍しそうなお酒を見ていたら、「その辺のお酒は常連さんがお土産に持ってきてくれたものだけど、ちょっと飲んでみます?」と薦めてくれた。わずか半年で、お土産をくれる常連さんが何人かいるということだ。せっかくなので、中国酒を2種類、おちょこでいただいた。

常連さんが持ってきてくれたお酒の数々

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