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(日経ビジネス Priv.プライヴ 2014年 夏号より転載)

シンガポール─ 庭園の中で暮らす街へ

アジアの金融の中心として、めざましい発展を続けるシンガポール。
しかし街中には意外なほど緑があふれ、そこかしこに熱帯植物の楽園が広がる。
経済発展と自然、緑と人が両立する国、シンガポールを旅した。

新旧2つのガーデンに出合える街。

最先端の庭園として名高い「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。高さ50mの人工の木「スーパーツリー」が18本もそびえ、常に世界中の花々が咲き誇る「フラワー・ドーム」や、寒冷地の自然を再現した「クラウド・フォレスト」など、モダンな建築が立ち並ぶ園内を歩けば、未来都市のガーデンに迷い込んだかのような錯覚をおぼえる。一方で150年以上の歴史がある「シンガポール植物園」は、東京ドーム13個分の広々とした園内に、熱帯雨林気候特有の植物や巨木、池を有し、憩いの場として長く愛されてきた様子がうかがえる。

Gardens by the Bay
18 Marina Gardens Drive Tel +65-6420-6848
営業時間 5:00~ 26:00 無休
入場無料(フラワー・ドーム、クラウド・フォレスト、
OCBCスカイウェイは9:00-21:00 各入場料あり)
http://www.gardensbythebay.com.sg(英語)

Singapore Botanic Gardens
1 Cluny Road Tel +65-6471-7361
営業時間 5:00~ 24:00 無休
入場無料(ナショナル・オーキッド・ガーデンのみ、
8:30~ 19:00 入場料 大人 S$5)
http://www.sbg.org.sg(英語)

都心で緑を楽しむ、極上ホテルで過ごす休日。

ビジネス街から数分、マリーナ湾に面した「マンダリン オリエンタル シンガポール」に一歩足を踏み入れると、大都市・シンガポールの喧噪を忘れさせるような、穏やかな空気に包まれる。レストランやスパ、室内など、館内の至る所にシンガポールらしい蘭の花や豊富な緑が配され、窓から望む絶景と共に目を楽しませてくれる。世界中で数々の賞を受賞しているスパや、ヘルシーなメニューも揃えたダイニング、そして早朝から楽しめるヨガ、ナイトスイミングができる屋上のプールなど、五感のすべてで癒やしの時間を堪能したい。

(上)屋外のパビリオンではパーソナル・ヨガレッスンが受けられる(1人S$150 /2人~)。朝の爽やかな空気の中、緑に囲まれて行うヨガはこの上ない開放感。最新設備を備えたフィットネス センターや、カップルで施術を受けられる優雅なスパ、陰陽五行説に基づいたオリジナルのセラピーなど、忙しい人にこそ体験してほしいウェルネスメニューが揃っている。またほとんどのレストランで、ドレッシングや調理する際のオイルを減らすリクエストが可能で、卵白だけを使ってコレステロールを減らした「エッグホワイトオムレツ」など、美味でヘルシーな食にも人気が集まっている。

スパ、食、静謐な時間、五感の全てで癒やされて。

(上左・右)「ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・シンガポール」では、シックな内装の個室で、カップルで受けられる「スイート エクスペリエンス」(170分1人 S$520)や、緑茶やクリスタルを使ったシンガポールのオリジナルメニュー「テ ヒジャウ」(110分 S$330)など、極上のトリートメントを。(中右)シンガポールの美しい夜景を一望する客室。そこかしこに生けられた蘭の花がシンガポールらしい。(中左・下左)多国籍料理の「メルト ザ・ワールドカフェ」、広東料理の「チェリーガーデン」など、館内のレストランでは緑の中で食事が楽しめる。(下右)総支配人のハッシング氏はマンダリン・オリエンタル・東京に8年間いた知日家。「常夏のシンガポールでは、高層ビル群を見渡すプールをぜひ堪能してほしいですね」。

Mandar in Or iental Singapore

5 Raffles Avenue, Marina Square
Tel +65-6338-0066
http://www.mandarinoriental.co.jp/singapore
料金 デラックスルーム S$389~

Photography
:by Suguru Ariga
Text
:by Mizuho Yonekawa
Priv.
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