Living with photography - 写真のある暮らし

クロード・モネのファンタジーが今なお息づく庭と家

クロード・モネの庭(フランス、ジヴェルニー)
Fondation Claude Monet(Giverny、France)

フランス、風光明媚なノルマンディー地方のジヴェルニーに、印象派を代表する画家、クロード・モネの自宅がある。43年の月日をかけて作った庭はとても有名で、特筆すべきだが、まずは「モネの家(La Maison de Monet)」の中へ。庭の花と競うような、華やかな色彩と花柄のインテリアが魅力的だ。特に窓辺がいい。窓辺を飾るカーテンと、その外には花の庭が見え、光と色彩があふれている。キッチンから庭に出ると、花の庭「クロ・ノルマン(Le Clos Normand)」に、ピンクのバラが咲き乱れている。また、外から家を見ると、庭のバラに連なる家の外観色が同じようにピンクと緑だ。家と庭が絵画的な調和をなして、絵になっている。さらに、家から少し離れた「水の庭(Le Jardin d’Eau )」へ。ここはいうまでもなく、モネの代表作、睡蓮の絵画そのもの。モネがここにやってきた1883年から、100年以上の時を経た今も、生きたモネのファンタジーがここにある。

Text & photography = Keiko Yoshiya

Fondation Claude Monet(クロード・モネの庭)
http://fondation-monet.com

吉谷桂子(よしや けいこ) ガーデンデザイナー
約7年間の英国滞在経験を活かしたガーデンライフを提案。帰国後、ガーデンデザイナーとして東京ミッドタウン「ボタニカ」、箱根「サン=テグジュペリ 星の王子さまミュージアム」のガーデンを手がけるなど幅広く活躍。「花に囲まれて暮らす家」(集英社)他著書も多数。2013年より、花がテーマの服飾ブランド「Shade YOSHIYA KEIKO」主宰。
http://shadeyoshiya.com/shadeblog