人生の3大出費とは

住宅は、人生の中で最も高い買い物、とよくいわれます。

だからこそ、皆さん慎重にプランを検討されるのだと思いますが、その出費は、俗にいう人生の3大出費の一つであることを知ったうえで、検討を進めていただきたいと思います。

住宅以外にも、人生には待ったなしの大型出費が下記の通り、2つあるのです。

教育

一般的には、待ったなしで、毎年リアルタイムに支払っていくことが前提となります。総額では、1000万~2000万円程度になることもあります。無計画に贅沢三昧をした結果、教育費のピーク(一般的には、なるころ)に資金不足になることは避けたいところです。

老後

20代、30代の方にとっては、遠い未来の話に聞こえるかもしれませんが、人生は短いものです。仮に、還暦(60歳)という区切りを考えた場合、40代の方にとっては、10数年後、50代の方にとっては、もはや数年後に迫っている出来事になります。資産が尽きるかもしれない不安と隣り合わせに心細く暮らしている自分の姿を想像したくはないと思います。

上手にバランスを

3大出費が……と書くと、なんだか、住宅を購入するのが怖くなってしまうかもしれませんが、しっかり知ったうえで検討を進めれば、逆に安心して、そして自信を持って住宅を購入できるのではないかと思います。

なんとなく不安……なままで、おっかなびっくり周囲のひとたちが購入する住宅と同じくらいの価格帯を検討していても、なかなか人生最大の買い物に対して、GOサインを出すことはできません。

では、どうすればいいのかというと、その答えはやはり、前述の「家計のシミュレーション」にあります。これを、先ほどの落とし穴にはまることなく、正しいシミュレーションを作成し、教育費のピークや、自身の老後に余力があることを確認できたら、決断してもよいのではないかと思います。

人生最大の買い物を決断するのは、誰にとっても勇気が必要なものとなりますが、信頼できるシミュレーションに基づいた検討をすれば、その(住宅ローンの)計画が妥当なものであることが分かりますから、自信を持って印を押すことができるはずです。

現在は、史上稀にみる超低金利といっていい状況が続いていますし、住宅ローン減税もまだまだ活用することができます。いわゆる追い風が吹いている状況ですから、しっかりと検討すれば、ワンランク、ツーランク上のクラスの住宅にも、手が届くかもしれないことに気づく人も少なくないはずです。

山田英次(やまだ えいじ)

ブレインズパートナー有限会社代表取締役社長、ファイナンシャルプランナー。 私立麻布高校を卒業し、慶應義塾大学にて国際経営学を専攻。外資系金融機関等を経て、独立系金融コンサルティング会社を設立し、現在は主に全国各地で開催される講演会を通じてのアドバイスを精力的にこなす。住宅購入、教育資金、セカンドライフに向けた資産形成など、個人の生活に密着したコンサルティングにおいて、多くの実績があり、幅広く支持されている。推奨するキャッシュフロー相談(毎月5組無料招待)はこちら

1  2